マイホーム購入は「人生で一番高い買い物」と言われていますよね。
戸建てでもマンションでも、マイホームを購入するときに最も不安なのは「お金の問題」ですよね。
たしかに、立地や間取り、構造、デザインも気になりますが、一番はお金の問題ではないでしょうか?
マイホームを購入する際、約98%の人が住宅ローンを組んで住宅を購入しています。
「35年間も住宅ローンを払えるんだろうか…?」と不安になる人が多いです。
ハウスメーカーやマンション販売会社の営業マンは、家のことは詳しくても、お金のことは素人です。
住宅購入を検討中に、ハウスメーカーやマンション販売会社の営業マンに「35年も住宅ローンを払うのは大変だしなぁ…」と言えば、
- 「きっと大丈夫ですよ!」
- 「みんなも払ってますから!」
- 「うまくやりくりすれば何とかなりますよ!」
と、何の根拠のないセールストークで返してきます。
彼ら営業マンの仕事は「家を売ること」ですから、売れたあとに住宅ローンを払えても払えてなくても、彼らには関係ありません。
でも、住宅を購入する側は「きちんと払っていけるのか?」を明確にしてから、住宅を購入しましょう。
当相談センターの住宅購入の相談事例
当相談センターに寄せられる、住宅購入に関する相談の事例をご紹介します。
- 頭金を貯めてから住宅を購入した方がいいですか?
- 住宅購入後にかかる維持費はどれくらいですか?
- 営業マンが良いことばかり言いますが、本当でしょうか?
- 住宅購入後、人生にかかるお金を計算してほしい
- 住宅の買い時・購入時期は、今がトクでしょうか?いつがトクでしょうか?
- 火災保険はどの保険会社で加入するのが良いですか?
- 住宅ローンを変動金利で組んだ場合の、総返済額の相場を知りたい
- ハウスメーカーのキャンペーンの注意点は?
- ハウスメーカーから「今月契約すれば値引きします!」と言われたが、どうせ来月も値引きしてくれますよね?
- 住宅を購入して後悔するケース・失敗するケースはどのようなものがありますか?
- 固定資産税はいくらかかりますか?
- 住宅購入にかかる諸費用を知りたい
- ハウスメーカーの出してくる返済シミュレーションは合っているのか?
- 住宅ローンに子供の教育費がかかるのが心配。どれくらい節約しなければいけないのか?
- 親から住宅購入資金を贈与してもらう予定だが、贈与税はいくらかかるのか?
- 消費税が10%に増税されますが、どのタイミングで住宅を購入すると一番トクですか?
- 貯金があまりないのですが、住宅を購入しても大丈夫でしょうか?
- 変動金利の住宅ローンは、月々の返済額がどれくらい上がりますか?
- 住宅購入後、どれくらい貯蓄をしておけば安心でしょうか?
- 二世帯住宅を考えていますが、何かデメリットはありますか?
- 住宅ローンを組むなら、何歳までに組んだ方が良いですか?
- 年収が400万円ですが、住宅ローンの借入額は、いくらまでなら安心でしょうか?
- 信頼できるハウスメーカーを教えてください
- 頭金なしのフルローンを検討していますが、払っていけるでしょうか?
- 営業マンからファイナンシャルプランナーを紹介されましたが、グルでしょうか?
- マンション購入を考えていますが、修繕積立金が上昇するというのは本当ですか?
- 相見積もりをとりましたが、うまく比較できない。どの会社が良いですか?
- モデルハウスに見学に行くとき、どこを注意して見れば良いですか?
- 木造と鉄骨なら、どちらが良いと思いますか?
- 銀行の住宅ローン融資の審査に落ちました。他に借りれるところはありますか?
- 住宅ローンの支払いと子供の教育費のダブルパンチが怖い。ライフプランを立ててほしい
- 住宅購入後にかかる税金や税額を教えてください
などの質問が寄せられています。
住宅ローン100万円は、月々の返済3000円
住宅ローン100万円分は、月々の返済にすると約3000円ということを知っていましたか?
35年の住宅ローン、金利1.5%で計算しています。
ということは、住宅購入の予算を100万円上げたい場合は、月々3000円の節約ができれば大丈夫ということです。
住宅ローンと家計を考えるうえで、とても重要な計算ですよね。
また、住宅ローン100万円分が、月々の返済3000円ということは、月々3000円の節約ができれば、頭金を100万円貯めたのと同等ということです。
「頭金を貯めてから住宅を購入したい」という人がいますが、頭金100万円を貯めるのと、月々3000円を節約するなら、月々3000円の節約の方が圧倒的に簡単ですよね。
家計の節約は変動費ではなく固定費から
月々3000円を節約できれば住宅ローン100万円分の枠ができるとなれば、予算が増えます。
「頑張って3000円節約しよう!」と思うかもしれませんが、我慢の必要な節約を35年も続けることは不可能です。
食費、美容代、子供の教育費、娯楽費などを35年間節約し続けることはできません。
毎月(毎年)必ずかかる固定費を節約する方が無理なく節約できます。
- 携帯代金(プランの見直し)
- インターネットのプロバイダ見直し
- 生命保険や自動車保険の見直し
- 光熱費(太陽光発電の利用)
- 税金(住宅ローン控除)
などで、月々の固定費を抑えることができます。
携帯電話のキャリアとインタネットプロバイダを一緒の会社にすることで、月々数千円の節約が可能です。
生命保険や自動車保険を見直すことで、月々1万円以上の節約が可能です。
光熱費(太陽光発電)や税金(住宅ローン控除)は、プロのFP(ファイナンシャルプランナー)に計算してもらうとわかります。
食費をはじめとする変動費を我慢する節約はダイエットのようなものです。
「いつまでやるんだろう…」というストレスがかかりますし、長続きしません。
節約をするときは、固定費の見直しからしましょう。
住宅ローンは35年で組むのが正解
住宅ローンは35年で組むのが正解です。
例えば、現在40歳の人が住宅ローンを組むとき「定年退職が65歳だから、25年ローンを組む」というのは間違いです。
25年ローンなど、ローン期間が短い住宅ローンを組むと、月々の返済額が上がります。
けっこう無理のある住宅ローン返済になってしまいます。
現在40歳で、定年退職が65歳であっても、住宅ローンは35年で組んでください。
「でも、65歳以降は住宅ローンを払えないよ…」と思いますが、実はカラクリがあります。
35年の住宅ローンであれば、月々の返済額を小さくすることができます。
返済額が小さい分、貯蓄をしてください。
その貯蓄で繰り上げ返済をするのがコツです。
月々の住宅ローン返済額は、利子と元金に充当されますが、繰り上げ返済は元金のみに充当されます。
知っていましたか?
つまり、同じ金額を返済するのでも、繰り上げ返済の方が元金を減らせます。
元金が減れば、利子も減ります。
繰り上げ返済をしていく方が、効率よく住宅ローン残債を減らしていけるのです。
よって、住宅ローンは35年で組むのが正解です。
低金利時代は頭金を貯めると損?
今は低金利時代と言われています。
確かに、住宅ローン金利も低いです。
住宅購入を検討している人に多いのが「頭金を貯めてから住宅を購入する」という人です。
ですが、低金利時代には頭金を貯めてから住宅を購入するのは損になることがあります。
一番損なのは、頭金を貯めている間に金利が上昇してしまうことです。
金利が上昇してしまうと、頭金以上に利子が高くなります。
結果的に「頭金を貯めないで、さっさと買った方が利子が低くてトクだった…」というリスクがあるのです。
この現象は、低金利時代に起きやすいので、安易に頭金を貯めるというのはデメリットもあります。
火災保険は比較した方がトク
住宅を購入するときは、たくさんの書類にサインします。
その中に入っているのが火災保険です。
ハウスメーカーやマンション販売会社の提携の損害保険会社で契約するケースがほとんどです。
ですが、損害保険会社はいくつもあります。
きちんと比較してください、もっと安い火災保険がありますよ。
住宅ローンからまとめて火災保険の保険料を払う人が多いですが、火災保険をきちんと比較しなかったことで何十万円も損をしている人がたくさんいます。
住宅購入のときの書類にサインするときは、流れ作業のようになりますが、火災保険の書類が出てきたときは「火災保険は比較させてくれ!」と営業マンに伝えましょう。
消費税8%だが、住宅ローン減税があるためトク
「消費税が高いから住宅を購入するのを迷っている」という人もいます。
ですが、今は住宅ローン減税という制度があるため、トクする人が多いです。
住宅ローン減税とは、住宅ローンを組んでいる人が払った所得税や住民税が戻ってくる制度です。
住宅ローン残債が多いほど、払った税金がたくさん戻ってきます。
「自分は住宅ローン減税でいくら戻ってくるのか?」を知りたい人は、プロのFP(ファイナンシャルプランナー)に相談しましょう。
優秀なファイナンシャルプランナーが周りにいない人は、当相談センターからプロのFPを無料で派遣します(相談料、派遣料ともに無料)
ハウスメーカーやマンション販売会社のキャンペーンに要注意
ハウスメーカーやマンション販売会社から「今月契約していただければ、値引きします!」と言われることがあります。
「今月契約していただければ」と言われると、来月はその特典がなくなってしまうように感じますよね?
ですが、安心してください。
来月も同様の値引きの話をされます(笑)
「今月契約していただければ」と言われて焦って契約してしまう人がいますが、人生で一番高い買い物を条件につられて契約するのはやめてください。
ハウスメーカーもマンション販売会社も、今月も来月も、来年も再来年も「誰かに家を買ってほしい!」と思っています。
ですから、いつだって値引きのキャンペーンはあります。
住宅を購入するときは、ハウスメーカーやマンション販売会社の決算前は注意しましょう。
何とか年度内に契約をねじこもうと必死ですから、あらゆる美味しい条件を出してきます。
ですが、あくまでも住宅は「人生で一番高い買い物」です。
焦り、ノリなどで簡単に契約しないでください。
いつでもキャンペーンや割引はやっているわけですから、じっくりとよく考えて、納得のいく買い物をしましょう。
特に、注文住宅はクーリングオフができませんので、ご注意を。
住宅購入の相談を無料でうけています
当相談センターでは、住宅購入の相談を無料で受けています。
私たちはハウスメーカーでも、工務店でも、マンション販売会社でもありません。
公平中立な立場で、住宅購入の相談にのっています。
住宅を購入するときは、
- 住宅ローンのこと
- 子供の教育費のこと
- 親の介護のこと
- 自分たちの老後のこと
など、複合的に考えておく必要があります。
複合的に考えた結果、住宅を購入しない方が良い人もいます。
ハウスメーカーやマンション販売会社は家を買ってほしいだけですから、「本当に住宅ローンを払っていけるか?」までは試算してくれません。
お金のことは、ハウスメーカーやマンション販売会社と関係ない、第三者のお金のプロに相談するのが一番です。
当相談センターは、複合的な視点で住宅購入の相談にのっています。
相談料は無料です。
お気軽にご相談ください。